近世の村落と地域史料保存
山本幸俊著 10,000円(税別) A5判・324頁 ISBN978-4-86215-132-2 教育現場と行政職に身を置きながら、地域への深い理解と地域とどう向き合うかを考え続けた著者の遺稿集。中近世移行期の村落論と、地域史料の保存と活用のあり方に多くの示唆を与える本書によって、近世村落史と史料保存の研究は、さらに前進する。
教育現場と行政職に身を置きながら、地域への深い理解と地域とどう向き合うかを考え続けた著者の遺稿集。中近世移行期の村落論と、地域史料の保存と活用のあり方に多くの示唆を与える本書によって、近世村落史と史料保存の研究は、さらに前進する。
主な目次
第1部 近世の地域と村 貞享・元禄期の家族形態の変化と水呑の形成―筑波郡山口・小田西町を中心に― 近世初期の村落と「土豪」―常陸国新治郡金田村を中心に― 近世初期の論所と裁許―会津藩を中心に― 越後山間地帯における村落間争論―近世前期の変容― 中世末・近世初期の越後の村 上杉領国における「村」の形成―頸城郡京田村を中心に― 第2部 地域史料の保存と研究 地域史料の保存と文書館―新潟県立文書館、史料所在調査の試み― 歴史研究者、一歩前へ 地方史研究と史料保存―越佐歴史資料調査会の活動― 平成の市町村合併と公文書等の保存―新潟県の事例を中心に― 学校統廃合と学校アーカイブズの保存― 新潟県の事例を中心に― 市民のなかの地域史研究 あとがき 山本幸俊著作目録
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