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中世瓦の考古学

中世瓦の考古学



中世瓦研究会 編  15,000円(税別)
B5判・340頁 ISBN978-4-86215-195-7


考古資料としての瓦は、その年代と葺いた建物の年代・消長(年代情報)、葺いた建物の屋根復元や施設の外観(景観情報)、瓦当文様や製作技法から推定できる文化・技術系統(系譜情報)、消費遺跡の性格や分布にもとづく政治・経済背景(社会情報)、生産地と消費地の同定による流通関係(流通情報)、生産工房の構成や管理運営形態(組織情報)などの歴史情報源である(本書上原眞人論文より)。本書は、上記の瓦研究における到達点を可能な限り示し、今後なすべきことは何かを明らかにする。


目  次


  第1部 東日本編
陸奥北部………………………………鎌田 勉(岩手県教育委員会)
陸奥南部………………………………山中雄志(磐梯町教育委員会)
常  陸………………………………比毛君男(土浦市上高津貝塚ふるさと歴史の広場)
上  野………………………………木津博明(群馬県埋蔵文化財調査事業団)
下  野………………………………足立佳代(立正大学博物館)
北 武 蔵………………………………石川安司(ときがわ町教育委員会)
南 武 蔵………………………………深澤靖幸(府中市郷土の森博物館)
相  模………………………………小林康幸(鎌倉市役所)・高橋香(かながわ考古学財団)
伊豆・駿河・遠江……………………池谷初恵(伊豆の国市教育委員会)

  第2部 西日本編
大  和………………………………芦田淳一(総持寺寺史編纂所)
尾張・三河……………………………桐山秀穂(野村美術館)
摂津・河内・和泉……………………近藤康司(堺市文化財課)
播  磨………………………………石島三和(神戸市教育委員会)
筑前・筑後・豊前・肥前……………松田麻里(福岡大学大学院博士課程前期)
                桃崎祐輔(福岡大学人文学部教授)
琉  球………………………………上原 靜(沖縄国際大学総合文化学部教授)

  第3部 特  論
菊花唐草文軒平瓦の系譜……………大澤伸啓(足利市教育委員会)
日本最北の鎌倉時代瓦窯跡を探る…佐川正敏(東北学院大学教授)
中世瓦生産の諸相……………………小林康幸(鎌倉市役所)
中世瓦研究の到達点と展望…………上原眞人((公財)辰馬考古資料館長)


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