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武士の拠点 鎌倉・室町時代

武士の拠点 鎌倉・室町時代   九州の中世2



大庭康時・佐伯弘次・坪根伸也編  3,000円(税別)
A5判・290頁 ISBN978-4-86215-203-9


シリーズ「九州の中世 全4巻」の2巻は、鎌倉〜室町時代に九州に根を下ろした武士の拠点がテーマだ。彼らが拠点をすえた土地(地域)とは、どのような場だったのか。本書は、核になる城・館をはじめ、その周囲に広がる寺社や墓所、町場や集落、古道や旧河道といった中世の風景を復元する試みである。九州の中世を知る上で欠かせない歴史学の最新成果もあわせて収録し、読者の理解を助けることも忘れない。


目  次


はじめに………………………………………佐伯弘次(九州大学 教授)

鎌倉幕府と九州………………………………野木雄大(文化庁)
南北朝内乱と九州……………………………山本隆一郎(鳥取県立博物館)
九州の守護大名………………………………佐伯弘次
九州の国人領主………………………………山田貴司(熊本県立美術館)
少弐氏の拠点…………………………………山村信榮(太宰府市教委)
大友氏の拠点 豊後府中(府内)…………長田弘通(大分市美術館)
豊前宇都宮氏の拠点…………………………高尾栄一(築上町教委)
千葉氏の拠点…………………………………太田正和(小城市教委)
菊池氏の拠点 北宮・隈府…………………青木勝士(熊本県立大学)
飽田南郷の拠点 二本木遺跡群……………原田範昭(熊本市教委)
相良氏の拠点…………………………………出合宏光(相良村役場)
肝付氏の拠点…………………………………横手伸太郎(肝付町教委)・濱久年(高志書院)


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