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神仏と祈りの情景

神仏と祈りの情景   九州の中世4



大庭康時・佐伯弘次・坪根伸也編  2,500円(税別)
A5判・200頁 ISBN978-4-86215-207-7


シリーズ「九州の中世 全4巻」の4巻は、九州人の心のありようを映し出す信仰の世界に分け入る。日本固有の神々の世界とも結びつく霊山、天台・真言・禅宗などの仏教の広がり、人びとが祈りを込めた仏像や石塔のほか、キリスト教宣教師がみた九州、梵鐘作りの特性など、多種多様な目線をもって列島の中でも九州にしかない独自の精神世界に迫る。


目  次


宝満山の景観……………………………………山村信榮(太宰府市教育委員会)
中世山林寺院跡 首羅山遺跡…………………江上智恵(久山町教育委員会)
六郷山の歴史……………………………………櫻井成昭(大分県立先哲史料館)
九州の仏像………………………………………末吉武史(福岡市博物館)
九州の禅宗………………………………………上田純一(京都府立大学特別専任教授)
宣教師たちの活動中心としての九州…………デ・ルカ・レンゾ(イエズス会日本管区長)
九州の中国渡来の石造物………………………井形 進(九州歴史資料館)
九州の五輪塔……………………………………狭川真一(大阪大谷大学 教授)
光勝寺石塔群……………………………………太田正和(小城市教育委員会)
九州の梵鐘生産…………………………………大重優花(福岡大学人文学部 考古学専攻卒)


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