戦国美濃の城と都市 城館研究叢書3
内堀信雄著 6,000円(税別)
守護家が転々と拠点を移し、斎藤道三のクーデターで稲葉山に拠点が置かれ、織田信長が美濃を攻めて、岐阜が美濃国の中心となった。15世紀後半〜16世紀半ばの戦国史を城と都市に焦点をあて、考古学の手法を用いて実態解明に向かう本書は、大名居館や山城のあり方、守護所と集落の変遷過程などをていねいに描き切る。全国の中世城郭や戦国城下町を考える上で欠かせない情報に満ちた本書は、公共図書館・研究機関必備の1冊だ。
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総 論 | ||