寺社と社会の接点 ―東国の中世から探る―
菊地大樹・近藤祐介編 5,000円(税別)
本書では寺社、僧侶、地域社会、民衆の主体的な動向に目を向けて、寺社と社会の接点を探り、舞台を東国にかまえて中世社会の実態を解明してゆく。社会史から政治史隆盛へと流れていく昨今にあって、権力・支配体制、幕府・朝廷、鎌倉・畿内周辺に関心が集中しがちな研究の現状に一石を投じる。
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はじめに ―本書のもくろみ― ……………………………菊地大樹・近藤祐介 | ||