中世水軍領主論 紀州熊野からのアプローチ
高橋 修著 5,000円(税別)
本書は、湊やその後背地に勢力基盤を構築することにより地域社会に影響力を及ぼし、そうした実力を背景に海上での軍事活動、広域にわたる経済活動を積極的に展開した水軍領主の姿を、平安・鎌倉時代から南北朝・室町・戦国時代にかけてのいくつかの局面に焦点を当てながら復元し、その領主支配の特質を考察しようとするものである。
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序 論 水軍領主論の軌跡、熊野水軍研究の焦点 | ||