古代の渤海と日本
中野高行・柿沼亮介編 7,150円(税込) A5判・256頁 ISBN978-4-86215-250-3
本書は、古代の渤海と日本の交渉や渤海社会に関わる新進気鋭の研究者の論考を一冊にまとめたものである。668年に高句麗が滅亡した後、698年にほぼ同じ版図に高句麗遺民を含んで渤海が建国されると、30次以上の渤海使が日本に派遣されるが、日本は渤海との交渉に何を求めたのか、渤海は日本に何を望んだのか。本書では古代外交政策の真相にも迫る。
目 次
はじめに 第1部 渤海社会の実像 第一次遣渤海使が目撃した渤海の旧国………………小嶋芳孝(金沢学院大学名誉教授) 渤海の文化変容と地域社会……………………………中澤寛将(青森県三内丸山遺跡センター) 渤海国の高氏について…………………………………古畑 徹(金沢大学特任教授) 高麗郡と契丹による渤海攻略とのはざま……………澤本光弘(早稲田大学朝鮮文化研究所) 第2部 古代日本と渤海 渤海からの到着地と京への道…………………………大日方克己(島根大学名誉教授) 渤海使の入京路…………………………………………浜田久美子(大東文化大学文学部教授) 〈コラム〉古代加賀の港湾遺跡………………………小嶋芳孝(金沢学院大学名誉教授) 高麗朝臣一族の改姓と渤海……………………………柿沼亮介(早稲田大学高等学院教諭) 〈コラム〉高麗郡高岡廃寺第2建物と渤海の墓上建物…須田 勉(元国士舘大学教授) 渤海国書をめぐる諸課題………………………………中野高行(東京農業大学第三高等学校教諭) 〈コラム〉高句麗・渤海と豉…………………………荒井秀規(明治大学兼任講師) 執筆者一覧/あとがき
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