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多賀城創建

多賀城創建 ―その歴史的意義を問う―



熊谷公男・吉野 武編  7,700円(税込)
A5判・350頁 ISBN978-4-86215-256-5


神亀元年(724)、多賀城は按察使兼鎮守将軍大野東人によって置かれた。東北古代史の研究において陸奥国府兼鎮守府の多賀城は不可欠の城柵であり、古くから多くの研究者に論及され、発掘調査と併せて現在も研究が盛んに進められている。本論集も創建一三〇〇年を機会として東北古代史に係わる研究者がつどい、それぞれの見地から多賀城の創建やその前後の展開などを論じ、多賀城創建の歴史的意義を問う一書とするものである。


目  次


序(熊谷公男・吉野武)

   第Ⅰ部 多賀城の成立過程
郡山遺跡・囲郭集落体制と多賀城・城柵体制………藤沢 敦(東北大学総合学術博物館教授)
多賀城創建と辺境政策実施体制の広域的再編……永田英明(東北学院大学文学部教授)
   ―交通関係の視点から―
考古学からみた石城・石背分国と再併合…………藤木 海(南相馬市教育委員会)
   ―陸奥国と坂東の官衙・寺院造営から―
多賀城と鎮守府………………………………………鈴木拓也(近畿大学文芸学部教授)
唐代鎮・戍制から見た多賀城の成立………………吉田 歓(米沢女子短期大学教授)
多賀城廃寺―その創建期と郡山廃寺を中心に―…堀  裕(東北大学大学院文学研究科教授)

   第Ⅱ部 創建と歴史的展開
多賀城の創建と「辺郡」支配体制の再編…………熊谷公男(東北学院大学名誉教授)
玉造柵・城・塞について……………………………髙橋誠明(大崎市教育委員会)
  ―黒川以北十郡域の拠点城柵の再検討―
多賀城と陸奥海道の支配……………………………佐藤敏幸(東北学院大学博物館)
多賀城創建と陸奥南部の製鉄………………………菅原祥夫(福島県文化財センター白河館)
「城」表記の成立―多賀城と宮城郡―……………吉野 武(城県多賀城跡調査研究所所長)

おわりに(熊谷公男)


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