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古代蝦夷の墓

古代蝦夷の墓



八木光則編(岩手大学平泉文化研究センター客員教授)  6,000円(税別)
A5版・300頁 ISBN978-4-86215-267-1


本書では、北東北・北海道における古代の墓制と社会の実態を明らかにすることをめざす。4世紀以来の土壙墓に加え、6世紀末~7世紀初頭には末期古墳(木槨型・礫槨型)が登場し、8世紀後半には円形周溝を備えた墓がつくられ、10世紀代には方形周溝をもつ墓(火葬墓か祭祀遺構)も採用される。この墓制は北東北・北海道一体の動きではなく、分布に大きな偏りがあり、時期別変遷も一様ではない。一筋縄ではいかぬ人間の動きを墓の実態から説き起こす最新の考古学論集。


目  次


序…………………………………………八木光則(岩手大学平泉文化研究センター客員教授)
  第1部 墓の被葬者像
末期古墳と集落…………………………八木光則
末期古墳の系譜と被葬者像……………林 正之(大田区立郷土博物館)
「北海道式古墳」被葬者像の素描……榊田朋広(札幌市埋蔵文化財センター)
  ―集落と墓域立地からみる―

  第2部 多様化する墓と葬り
木槨型末期古墳の展開と終末…………小谷地肇(青森県おいらせ町教育委員会)
平安時代の墓制―北東北を中心に―…西澤正晴(岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター)
北東北の古代方形周溝…………………村田 淳(岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター)

  第3部 副葬品に探る交流
副葬品としてのガラス玉………………髙橋美鈴(余市町教育委員会)
  ―北海道の様相を中心に―
蝦夷の武器系譜・受容と階層化………津野 仁



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